『Drowning』が韓国の音源サイトで3位にランクインし、
さらに今年のサマソニ出演も決定したWOODZ。
そんな彼の楽曲の中でも特に心に残った『waiting』について深掘りしてみたいと思います。
初めてWOODZの曲を聴いた時はそのサウンドと歌声のクオリティに驚かされました。
その中でも「waiting」は、今のところ一番心に残っている楽曲なので
今回はその魅力について語っていきたいと思います。
WOODZ「waiting」に心を掴まれた理由
最近はキャッチーなフレーズや“耳に残るサウンド”を重視している印象がありますが、
「waiting」はどこか少し前の洋楽のような雰囲気があり、
サビやラストにかけて盛り上がっていく構成がとても魅力的でした。
特にWOODZの歌唱力が、楽曲のピークで爆発的に引き立っていて…もう鳥肌ものでした。
歌詞の意味がわからなくても、タイトル『waiting』から伝わる“待ち続ける男の切実さ”が感じられ、歌い方からその感情が深まっていくのが感じ取れました。
思わず何度もリピートしてしまう、そんな魅力的な一曲です。
はじめて「waiting」を聴いた衝撃
「waiting」を聴いたとき、まず耳に残ったのはWOODZの声の美しさでした。
高くて透明感があってまっすぐに空へ突き抜けていくような声。その響き自体がすでに魅力的なのに、曲が進むにつれて、**“ただ綺麗で上手いだけではない”**ということに気づかされました。
サビでは感情がどんどん乗っていき、少しずつ声が揺れたり、張ったり。
歌い方に込められた「待っている人の切実さ」が、言葉よりも強く伝わってきて、
聴いているこちらの心までぎゅっと締めつけられるような感覚になりました。
曲全体の構成も静かな始まりから、次第にエネルギーが高まっていく流れが、
まるで時間が経過していくように感じられすごくドラマチックで、
その中でWOODZの歌声が見事に感情のグラデーションを表現していると感じました。
視覚的な世界を音で描くWOODZの魅力
WOODZの音楽は、聴くたびに音の中に鮮やかな風景が広がるような魅力があります。
彼の楽曲は、聴覚だけでなく視覚までも刺激し音楽が描き出す世界に引き込まれる感覚を覚えます。
それはWOODZ自身がVlogで語っていたように視覚的なイメージを持って曲を作るからだと思います。
「waiting」の中には、静かな狂気が漂っています。
部屋の隅で揺れるろうそくの火が、時折、激しく揺れて消えそうになったり、
それが絶えず心の中で募る焦りや不安を象徴しているかのようです。
曲が進むごとに、感情が爆発しそうになり必死に押し込められている
その窮屈さが、聴き手にも強く伝わってきます。
その抑えきれない感情が、サビに向かって少しずつ暴れ出すように、音に乗せて表現されていきます
サビの部分では、心の中で秘められていた怒りや欲望がはっきりと現れ、
その感情が一気に膨らんでいくようなエネルギーが感じられます。
この瞬間に聴いた私たちの心も、まるで音の中に飲み込まれそうなほどの強さを感じます。
WOODZの音楽は、聴くたびに音の中に鮮やかな風景が広がるような感覚を覚えます。
彼の楽曲は、ただ聴覚を刺激するだけでなく、視覚的なイメージまで呼び起こし、
まるで音楽が描く世界に引き込まれるような感覚を味わいます。
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